@仮テーマによって「実現できる」のは何か→これが企画の実現すべきこと
Aその背景となることにどんなことがあるのか→他に問題とすべきことはないか
B@の問題を実現するための手段は他にないか→これが企画の競争相手
C最初に企画しようと思った仮企画の見直し→テーマや焦点を練り直す
D最初に企画しようと思った仮企画より良いものが見つかったか?→これが本企画
さて、どうでしょうか?CDに基づいて、決まった企画したいことを具体化するには何をすればよいのか、これが企画テーマになりますが、これはまだ先のことです。
ここで大事なのは、はじめにぼんやりと企画したいと思ったことは、それによって実現したい目的を実現するのにふさわしかったでしょうか?そのままでいけるにしろ、いけないにしろ、目的を考えることで、企画したい仮「テーマ」が少なくとも、奥行きが深まったはずです。
企画は立てることが目的ではないとはこのことです。企画づくりの大事なポイントですので、もう少しここを詰めておきたいと思います。
前に挙げた,
「口に入れたら一瞬で溶けるチョコレート」
という思い付きを企画に絞っていく例を,下図に例示して見ました。