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エゴグラムの読み方・活かし方


  • 交流分析による自我状態の5要素

  • 各自我状態のプラス面とマイナス面

 

 

高得点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

低得点

 

マイナス面

・建前にこだわる

・中途半端を許さない

・批判的である

・自分の価値観を絶対と思う

・過度に保護,干渉する

・相手の自主性を損なう

・相手を甘やかす

・権威的である

・打算的である

・冷徹である

・自己中心的である

・動物的である

・感情的である

・言いたい放題てどある

・遠慮がちである

・依存心が強い

・我慢してしまう

・おどおどしている

・うらみがましい

 

プラス面

・理想を追求する

・良心に従う

・筋を通す

・ルールを守る

・義務感,責任感が強い努力家

・相手に共感,同情する

・世話好き

・相手を受け入れる

・奉仕精神が豊か

・弱いものをかばう

・理性的である

・合理性を尊ぶ

・沈着冷静

・事実に従う

・客観的に判断する

・天真爛漫である

・好奇心が強い

・直感力がある

・活発である

・創造性に富む

・協調性に富む

・妥協性が強い

・いい子である

・従順である

・慎重である

 

CP(批判的P)

NP(保護的P)

(現実的大人)

FC(自由なC)

AC(順応のC)

 

プラス面

・おっとりしている

・融通性がある

・わくにとらわれない

・柔軟さがある

・のんびりしている

・さっぱりしている

・淡白である

・周囲に干渉しない

・人間味がある

・お人よしである

・純朴である

・おとなしい

・感情におぼれない

・自分のペースを守る

・自主性に富む

・積極的である

マイナス面

・いい加減である

・けじめにかける

・批判力に欠ける

・規律を守らない

・相手に共感,同情しない

・人のことに気を配らない

・温かみがない

・現実無視

・計画性がない

・考えがまとまらない

・論理性がかける

・判断力に欠ける

・面白みがない

・くらい印象

・無表情

・喜怒哀楽を素直に出さない

・相手の言うことを聞かない

・一方的である

・近寄りがたい印象を与える


  • エゴグラム結果をどう生かすか〜高い部分ではなく,低い部分を上げる

    目標

    何を変えるか

    @CPを上げる

    CPの低い人は,自分を主張することができず,つい相手に譲ってしまうという傾向がある。厳しいことを言わず,人には寛大なところが多く,波風は立ちません。しかし理想や信念に欠けるため,周囲に流されがちになる。CPの低い人は,人を管理したり指導する立場になったとき,指導力のなさを感じます。てきぱきと物事を進めていくにはCPの高さが必要になります。

    ●変化を促し活性化させるには……

    ・「私は…と思う」とはっきり自分の考えを述べる

    ・自分の意見を持ち,それを主張する

    ・「…は好きだ」「…は嫌いだ」をはっきりいう

    ・決めたことは最後まできちんとやる

    ・これで本当に満足しているのかと。,要求水準を少しあげてみる

    ・これは私の立場や年齢にふさわしい姿だろうかと考え,自分に厳しくなる

    ・何か一つ最後まで譲らずにがんばってみる

    ・部下(後輩)や子供の間違いを,つとめてその場で注意するようにする

    ・時間や金銭に,もう少しやかましくなる

    ・まあいいや,何とかなるという態度を改め,責任をもつ

    ・約束や決め事はきちんと守り,人にもそれを要求する

    ・どちらでもいいという態度ではなく,自分の責任でどちらかに決める

    ●変化を妨げることば

    ・そんなことどっちだっていいじゃないか

    ・まあいいや,何とかなるだろう

    ・私には関係ない

    ・意見を述べても,どうなるわけでもないし…

    ・わたしのせいじゃない

    ANPを上げる

    NPの低い人は,人の世話をしたり,人をほめたりすることがほとんどない。やさしさや温かみが少ないため,人とのつきあいもうまくいかない場合が多い。まわりから冷たいと思われやすく,人間関係がわずらわしいと感ずる面があるので,親しく付き合える人が少ない。また,人を援助することが少ないため,人からの援助もあまり期待できません。

    NPを高めることは,相手との情緒的なコミュニケーションを通わせるのに役立ちます。NPはFCと結ぶことが多いからです。

     

    ●変化を促し活性化させるには……

    ・相手に対して個人的な関心を示すように努める

    ・世話役などをすすんで引きうけてみる

    ・相手の良い点,好ましい点をみつけてほめる

    ・相手の気持ちや感情を理解するように心がける

    ・みずからすすんであいさつする

    ・困っている人がいたら,すすんで手を貸すようにする

    ・減点主義ではなく,加点主義をとり,よい点を中心に相手をみるようにする

    ・相手の否定的な言葉や態度には応じないようにする

    ・機会をみつけて,やさしいことばをかけるようにする

    ・細かいことにこだわらず,相手のためになるような行動をする

    ●変化を妨げることば

    ・ダメじゃないか

    ・しっかりしろよ!

    ・何をやっているんだ!

    ・私の言った通りじゃないか

    ・自分でやればいいじゃないか

    ・関係ない,関係ない

    BAを上げる

    Aが低い人は,計画を立てて,冷静にかつ合理的に行動していくことが苦手です。そのときの気分や思いつきで行動しやすく,後で後悔しがちです。仕事面でも,緻密さに欠け,面倒なことは考えず,気楽にやろうと言う傾向があるため,いまひとつ人からの信頼が足りません。Aの高い人は,仕事のパートナーとして信頼できます。

     

    ●変化を促し活性化させるには……

    ・ものごとを分析したり,その中に何らかの法則性がみられないかを調べてみる

    ・言いたいことやしたいことを文章にする

    ・同じ状況で他の人ならどう判断し行動するかを考える

    ・相手の話を「〜ということですか」と確かめるようにする

    ・新聞の社説を読んだり,少し手ごわい本にもチャレンジする

    ・1年間,1ヶ月,1週間,1日の計画を立て,それに沿って行動する

    ・筋道を立て,論理的に考えるようにする

    ・人の話をうのみにするのではなく,自分で納得がいくまで確かめるようにする

    ・自分の行動に無駄がないかをチェックする

    ・当たり前と思わず,なぜだろうと考え,いろいろ調べて見る

    ・問題全体を分析し,事前に結末を予測してみる

    ・新しい物事に関心をもち,自分で調べてみる

    ●変化を妨げることば

    ・わかりません

    ・思い出せません

    ・やるにはやったのですが…

    ・はい,でも

    ・「人はみな,……なものだ」

    ・私は理屈はきらいだ

    CFCを上げる

    FCの低い人は,生き生きとした自然の感情をうまく表すことが苦手です。子供に備わる楽しいバイタリティが欠けるため,面白みのない人間になりがちです。遊びを楽しめず,人間関係もクールになりがちです。人の目を気にして,自然な感情を出せず,建前で動いたりします。

     

    ●変化を促し活性化させるには……

    ・積極的に娯楽を楽しむ

    ・不快感に多くの時間を費やさず,気分転換して楽しいことを考えてみる

    ・心から楽しめるものをもつ

    ・いままでやったことのない新しいことに積極的に取り組んでみる

    ・自分からすすんでみんなの仲間に入っていくように心がける

    ・おいしい,うれしいというような気持ちを素直に表現する

    ・ユーモアや冗談を言って人を笑わせる

    ・生活の中に遊びの時間をふやす

    ●変化を妨げることば

    ・ああ,憂鬱  

    ・悲しい,寂しい

    ・いやになる,つまらない

    ・もういいです

    ・面白くない

    ・仕方ない

    ・できません

    DACを上げる

    ACの低い人は頑固であまりまわりにあわせようとしない。自分中心になりやすく,人とよく衝突する。他人への配慮が欠けるため,仲間から浮き上がることも少なくない。自分を主張するのもいいが,相手のことも考える必要がある。

     

    ●変化を促し活性化させるには……

    ・相手を立て,相手の立場を優先するように心がける

    ・相手がどう感じたかを確かめ,相手の気持ちを悪くさせないように配慮する

    ・相手に遠慮し相手の言うことにしたがってみる

    ・相手の気持ち気遣う

    ・相手の顔色をうかがって行動してみる

    ・すみません,という言葉を多用してみる

    ・言いたいことがあっても,三つに一つは言わないで我慢する  

    ・何かするとき,相手の許可を得てからするように心がける  

    ・批判せずに言われた通りにやってみる

    ●変化を妨げることば

    ・気にしない,気にしない

    ・言いたいことを言わないと損するぞ

    ・批判を気にしてたら何もできない

    ・細かいことにこだわるな

    ・くよくよするな


  • 人生でどんな態度を取るか

◇人はそれぞれ自分に固有の欲求や欲望をもっている。満たされた欲求,満たされない欲求も含めて,個人の幼児期の体験が,その人の〈人生の立場〉を決定する上で,重要な役割を果たしている。TAでは,〈人生の立場〉を,人がいかに考え,感じ,行動するか,また他人とどう関係するかにも影響すると考えている。

  ○4つの基本的立場

   @私はOKである―あなたはOKである

   A私はOKである―あなたはOKでない

   B私はOKでない―あなたはOKである

   C私はOKでない―あなたはOKでない

・生まれてくる健全な子供は@(私はOKである−あなたはOKである)である。子供の欲求が意図的または意図せずに無視された場合,ABCの立場を取るようになる。

・子供が無視され放置され虐待されると,OKでないのは自分ではなく他人だと決めてしまう(A私はOKである−あなたはOKでない)。この立場を取る人は,個人的な悩みや問題をもっていることを認めようとしない。

・欲求が無視されると,子供は「私はOKでない」と決めてしまう(B私はOKでない−あなたはOKである)。このとき,自分は愚かだとか,劣っていると思いがちとなる。この立場を取る人は,ほめ言葉を受け入れにくく,他人や環境に取り組むとき,「逃げる」スタンスを取ることが多い。

・たとえば,子供時代の体験等々で,自分も他人も生きる価値のある人間と思えないという,「あきらめ」の立場。

◇基本的な〈人生の立場〉をいったん取ると,その立場を取り続けるような方法で,外界を選択的に受け止める傾向があるが,現実には,相手や時と場合に応じて,立場を転換している。その中で,もっとも多くの時間をさいているのが,その人の〈人生の立場〉となる。

                                                                                      あなたは私にOKだ

テキスト ボックス: 私は私にOKでない

 テキスト ボックス: 私は私にOKだ
◆行動

 逃げる

◆結果としての立場

私は私にOKではなく

あなたは私にOKだ

◆行動

一緒にやっていく

◆結果としての立場

私は私にOKで

あなたは私にOKだ

◆行動

どうしようもない

◆結果としての立場

私は私にOKでなく

あなたは私にOKではない

◆行動

やっつける

◆結果としての立場

私は私にOKで

あなたは私にOKではない

                                                                           あなたは私にOKでない

参考文献:S・ウーラムス&M・ブラウン&K・ヒュージィー『TA入門』(深沢美智子・六角浩三他訳 組織行動研究所 1978)
エリック・バーン『人生ゲーム入門』(南博訳 河出書房新社 1967)中村和子・杉田峰康『わかりやすい交流分析』(チーム医療 1984)
杉田峰康他『交流分析入門』(チーム医療 1984)新里里春他『交流分析とエゴグラム』(チーム医療 1986)

小山俊編『階層別社員集合研修ツール集』(日本アーバンプロデュース)


エゴグラムによる自我分析

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