課題探求は“何をすべきか”を設定することです
「課題」の探求の仕方には,2つあります。
@方法(課題)探求力
与えられた課題を自力で工夫しながら,いかに解決するかを探求する《方法(課題)探求力》,これはいわゆる問題解決力であり,処理型問題解決ですが,この場合でも,たとえ
与えられた課題であれ,それを自分の視点で位置づけ直し,とららえ直すことができるか
どうかが重要となります。
A目的(課題)探求力
自力で状況分析しながら,何のために(目的),何を(課題),どういうやり方でやればいいか,という枠組みを設定し,実施していける《目的(課題)探求力》,これが「企画力」であり,「開発力」でもあるのです。
ここでは,この2つを目指しています。課題が与えられたものであれなんであれ,それを自明とするのではなく,自分の視点で問い直すところから,そしてその問いの幅と奥行で,解決は左右される。解決は,「問い」の中にあり,課題探求とは,自分の立てた「問い」をどう実証して行くか,ということなのです。