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情報分析のスキル

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情報分析の基本
情報へのスタンス
情報の量は何で測るか
情報収集の要件

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情報分析の基本〜情報のみかけにだまされるな

@情報の要件

◇情報とは,「伝達された(る)何らかの意味」である。そのためには,3つの要件がある。

・情報の発信者と受信者がいること

・伝えられるべき何らかの意味(内容)をもっていること

・受け手に伝わるスタイル(様式・形態)で表現されていること

A情報の見かけ“情報”はいつも私的である

・情報は発信者のパースペクティブ(私的視点からのものの見方)をもっている。発信された「事実」は,私的パースペクティブに包装されている(事実は判断という覆いの入子になっている)。

    B情報(報告/記事)には3つの偏りがある

 ・発信者(目撃者)による主観(発信者に理解された範囲で意味づけられた情報)

 ・報告者(伝聞者=記述者)による主観(記述者に理解された範囲でまとめられた報告情報)

 ・受信者(読み手)による主観(読み手に理解された範囲で意味を読み込まれた情報)

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情報へのスタンス〜問い以上は得られない

@問題意識で必要情報を絞る

爆発的な情報量が増えても,個人の情報消費量には限界がある。どれだけ情報流通(コミュニケーション手段)が増え,情報量が増えても,そのすべてを個人で使い切れないどころか,持て余す。ではどう情報と付き合うのか?大事なのは,キャッチボールと同様,自分の問題意識,何を「解決したいのか」が明確でなくてはならない。これが情報を必要とする目的である。

A仮説をサーチライトに探索範囲を絞る

ベイトソンの質問が,情報を必要とする端緒である。つまり,そこから,次の姿勢が必要となる。

・第一は,「何をしたいのか」「何をはっきりさせたいのか」「何を解決したいのか」がはっきりしなくては,海岸の砂から一粒の砂金を探すようなものである。

・第二は,「どこが問題になるか」「どこがつぼになりそうか」「ここがあやしい」といった仮説が必要となる。

上記の質問でも,自分なりに“当たり”をつけなくては情報の当たりもつかない。

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情報の量は何で測るか

あるメッセージに含まれている情報の不確実性を減らすために必要な量の情報をシャノンは,次のように定義した。情報量I,得られる可能性のあるメッセージ数Mとするとき,

  I=log2M  あるいは言い換えると,M=2I

つまり,「イエス」「ノー」のいずれかの選択だけが存在するとき,そのメッセージで1ビットの情報が得られる。情報1ビットは,「イエス」「ノー」2通りの可能性からの選択を表す,というわけである。

とすると,1ビットの情報とは,あるメッセージを言い当てるために尋ねなくてはならない「イエス」「ノー」(つまり,オン・オフ)の質問数に等しい。「イエス」「ノー」いずれかの1回の選択で,一つの質問が解けていく(不確実性が減る)ことが1ビットである。

情報量は,質問数で測ることができるのである。因みに,20回の質問では,220(1,048,574)となる。

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情報収集の要件

・目的を明確化する

何のために,何をしようとしているのか,設問の目的,理由,意義を明確化すること。

・目標(求める成果)を絞り込む

目的にとって必要な情報にはどんなものがあるかを明確にする。このためには,目的に必要な条件,要因,要素を徹底的に洗い出し,優先順位に従って必要情報に置き換えなくてはならない。

・必要情報の条件づけをする

求める情報を明確にするには,情報の条件づけをしておく必要がある。つまり,目的達成に絶対欠かせない条件(絶対条件)と,不可欠ではないが目的達成にとってより望ましい(好ましい)効果を与えるであろう条件(希望条件)に整理しておく。これによって,情報の選別基準を明確にすることができる。この条件を切り口として,必要条件を洗い出していく。それには,絶対条件をクリアした上で,できるだけ希望条件を適えられる情報(ターゲット)に絞り込んでいく。

・求める情報を的確な設問に置き換える

必要な情報が明確化されていても,そのままの形でどこかにしまわれていない。求める情報が的確な応答として返ってくるように,具体的な設問に置き換えていかなくてはならない。

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関連リンク先
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http://www31.ocn.ne.jp/~netbs/critique102.htm

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