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問題の分析と解決プランニング1
〜基本ステップとクリティカルポイント〜

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問題状況の分析
問題の洗い出しとブレイクダウンの流れ
解決(実現)手段の洗い出し方
原因分析型の進め方
目的・手段分析型の進め方
対策案(解決策)の立案

問題状況の分析
〜状況分析〜

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まず「現状」を正確につかむ

@状況は起こっている事実を,評価を交えずにことで列挙する

○事実の描写は,5W2Hで,モノとコト,ヒトとヒト,ヒトとコト,ヒトとモノ等の関係で表現する。

何(誰)が(誰と誰が,何と何が,誰と何が)/何処(何処から何処まで)/何を/いつ(いつからいつまで)/どれだけ(量・多寡)/どのように(どういう手段・方法,ステップで)

   ○コトの幅と奥行は,次の3点によって確認する。

コトの時間的な位置関係(時系列・経過,時間的な変化,時間の共時的奥行,歴史的経緯等

コトの空間的な位置関係(配置・序列,位置関係,配置関係,広がりの幅と奥行)

誰からのパースペクティブか(誰が/どの視点から見たものか)

A“コト”をどうつかむか

○コトを絞り込む−絞り込み方で“読み”が変わる

    ・「誰が」のピンポイント化視点の絞り込み

     ・「“何処”か“いつ(何時)”」のピンポイント化場所・時間の特定

     ・「全体像」=構想の焦点何処からの,誰からのパースペクティブか

→因果関係・時系列・変化の流れ・構造の視点を明確にする(パースペクティブの限定)

 ・ことは細分化する「〜できない」ではなく,「〜のとき〜ができない」と,“とき”“ところ”等々,「〜」の部分を絞り込めば絞り込むほど,問題は限定され,対策が立てやすい

○コトの配置関係によって状況の見え方が変わる

 ・“こと”を関係するもの同士括り直し,それぞれをカード化し,配置して位置関係をつかむ

 ・“こと”のウエイトづけをする

 ・“こと”のパースペクティブは,ウエイトの低いもの程遠ざかるかたちで,配置し直す

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つかんだ情報の評価

@何が起きているか,何が起きそうかを見極める

何が起きているか,何が起きそうかを,事実に基づいて見極める。この分析が問題解決のすべてを制する。

このときのスタンスは,“自責化”ある。

  ・自分が中心となって解決する(もちろん必要ならメンバーの協力をえて)

  ・自分に解決できるカタチに置き換える(こういうカタチにならできるというように)

A問題を評価する

それぞれの問題について,“緊急性”“重要性”“影響の拡大傾向”(悪化の可能性)から評価して,どれから手を打つかを決める。

   応急対策には,

問題を一時的におさえる

問題を一時的に解消する

がある。

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問題対応の方針を決める

◇問題の拡大を押さえる応急対策の一方で,根本的な原因対策を策定する。

問題解決に対応した情報収集は,それぞれのレベルに応じて目的が異なる。目的に応じた手段が必要となる。

状況分析−何が問題かを明らかにする

原因分析−なぜそれが起こったのかを究明する
目的・手段分析−何をすれば目標が達成できるのかを洗い出す

解決シナリオ分析−解決のために何をするかの対策を立てる

決定分析−対策案の選択と意思決定

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