A原因間の関係を見つける
これを潰すとこれもつぶれるというように,解決の仕方(原因の潰し方)が似ているものを1つにくくる。このとき重要なのは,自責化の視点
・自分が主体的に解決する(もちろん必要なら他者の協力を得て)
・自分が解決できるカタチに置き換える
B原因群の間で関連図をつくる
「パレートの法則」(80対20)がある。問題の80%は20%の原因から生ずる。結果の80%は20%の原因からもたらされる。売上げの80%は20%の商品や顧客である。投入の20%が80%の産出をなす。費やした時間の20%が成果の80%,残りの80%はわずか20%の成果しか生まない。
原因間の因果関係,相互関係を見つけ,相互に連関性をつけ,原因群の“へそ”(80%の問題を作り出す20%の原因)を見つける。
C原因分析上の注意
・仮定の原因を真因としてしまって対策を考えないこと
・対策から原因を想定しないこと
・原因はどんどん具体化すること
・自分にある原因ははっきりさせること
D原因の解決の仕方を考える
◇2つのアプローチをしたい
(@)
すぐ潰せるものを拾い出す
「すぐ手を打つべきこと」
「すぐ手の打てるもの」
「出来ていて当たり前のこと(できていないと恥ずかしいこと)」
「やればすぐ効果のでそうなこと」等々
(A)
長期で考えること
「重要性は高いが,長期戦のもの」
「やらなくてはいけないが,ハードルの高いもの」
「少し長い目で見なくては,すぐには着手しにくいこと」等々