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問題の分析と解決プランニング2
〜基本ステップとクリティカルポイント〜

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問題状況の分析
問題の洗い出しとブレイクダウンの流れ
解決(実現)手段の洗い出し方
原因分析型の進め方
目的・手段分析型の進め方
対策案(解決策)の立案

問題の洗い出しとブレイクダウンの流れ
〜「何を解決するか」を確定する〜

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問題とは何か〜どうしたいかが明確でなければ問題は明確にならない

問題とは,期待値(目標あるいは求める水準)のギャップである。問題は,@気になること(問題にする)だけでは,明確にならない,Aそれをどう(解決)したいのか(どう言う状況になったらいいのか,どうしたいのか),という期待値ないし目標が明確になることで,それに対比して,Bいまどういう状況になっているかが,具体化し, 初めて,C問題(期待値と現状との距離)が明確になる。期待値が異なれば,同じ現象でも,問題の仕方は変わる。

 つまり,わかりやすくいえば,次のように表現できる。

 しかし,始めに,自分が期待値として設定したことが妥当ではないと,たとえば,世の中ではそんなことを問題にしていること自体が問題だとすると,そうなっていなくてはいけない,あるいはそうしたいという期待値自体が,世の中水準に変えざるを得ない。そうすることで,問題自体が変わることになる。

そうすると,問題自体が大きく,解決のハードルは高くなることになる。こうした,最初に感じた問題とは違う問題が明らかになることが,問題を提起し,それをすり合わせ,共有化していく作業の大事なポイントとなる。問題解決ではこうした期待値の点検,検討が重要になるのはこの理由からである。これが,発生している問題に追われてもぐら叩きに陥らないためには,最も重要なことになる。

問題解決は目的ではない。解決してどうしたいかが,明確でなければ,問題解決は迷走する。期待値の明確化とは,どうなったら,その問題が解決したことになるのか,の明確化である。そのために解決行動を起こすのであり,それが明確でなければ目先の問題解決に振り回される。

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「問題」を具体化するスキル

「問題」を具体化するスキルの要は,

その何が,

なぜ,

どう問題なのか

を,どこまで幅広く,個別例に基づいて,具体的に洗い出せるかどうか,である。まず,  ゾーンとしての問題領域から,どこまで具体的に,何が「問題」かを絞り込んでいくこと である。問題が具体的であるほど,それをどう解決するかも,具体的な手段まで落とせる のである。

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「問題の絞込み」

 「問題の絞込み」は,

何を重視するか,

問題の重要性

 である。その背景は,自らのマネジメントの目指すものにとっての障害である。

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解決(実現)手段の洗い出し方
〜原因分析型と目的・手段分析型〜

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目的実現(解決策)には2つのアプローチがある

@原因分析

目的実現(のための目標達成)の障害となっている原因,問題点をクリアしていく

A目的・手段分析

目的実現に必要な手段を洗い出し,それを使ってクリアしていく

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つづきはここ

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関連ページ
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問題解決の手順の詳細は,どうすれば問題は解決できるか】を参照ください。

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