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どうすれば問題は解決できるか4
〜解決を具体化するために何を考えればいいのか〜


問題解決のための3つのステップ
問題とは何か
問題解決のための二つのアプローチ
問題の距離をどう埋めていくか
ギャップのブレークダウンの進め方
問題解決のためのステップのもつ意味
解決プラン(解決策)をどうまとめていくか
課題を解決する解決目標を絞る
解決行動のプランニング


◇解決プラン(解決策)を考えるプロセスには,2つある。

 @解決目標〜解決課題としてあげた物を何によって解決して行くのか,という解決目標を明確化すること

 A解決行動計画(アクションプラン)〜解決目標を,何から,どうやって現実に行動して行くのか,という行動計画を具体化すること

 そのためには,まず何を解決策として示すかの解決策提示の土俵を明確化する必要がある。それには3つある。

@全体プラン提示型〜問題すべてを解決策として示そうとする場合

全体の解決課題とその解決目標,実行スケジュールを明確化していくことになる。

Aモデルプラン提示型〜効果的と思われる部分を解決する

 問題が大きすぎたり,組織全体に影響が及んだりする場合,一気に実現させるのが難しいと考えた場合,全体を展開するのにその解決案が以下に効果的かを実証する意味で,効果的な部分や効果の出そうな部署でモデル展開していく。

B問題意識提示型〜自分の旗から重要と思う課題を提起する


  • 目的・手段分析型の場合〜期待値実現のために何をするかの絞込み

※手段の洗い出し,実行手段の洗い出しでは,課題間や目標間でダブることはありうる。厳密なロジックよりは,その課題に必要な原因や目標に必要な実行手段がブレークダウンができているかどうかに留意したい。

  • 原因分析型の場合〜原因クリアのために何をするかの絞込み

※原因の洗い出し,実行手段の洗い出しでは,課題間,目標間でダブることはありうる。厳密なロジックよりは,その課題に必要な原因や目標に必要な実行手段がブレークダウンができているかどうかに留意したい。また,原因分析型では,解決目標は具体化された,特定した原因をターゲットにするために,目的手段分析に比べ,解決目標はかなり具体化されており,目的手段分析の行動目標(行動計画として何をするか)のレベルに近いものになっている。

(どうすれば問題は解決できるか5へ 続く)


 

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