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どうすれば問題は解決できるか3
〜解決するための2つのアプローチはどう違うのか〜


問題解決のための3つのステップ
問題とは何か
問題解決のための二つのアプローチ
問題の距離をどう埋めていくか
ギャップのブレークダウンの進め方
問題解決のためのステップのもつ意味
解決プラン(解決策)をどうまとめていくか
課題を解決する解決目標を絞る
解決行動のプランニング


  • 原因分析型の場合〜流れをチェックする

原因分析をするのは,問題()というのは,P=f (1,c2,c3,c4……cn)と,いくつかの原因(cause)の組み合わせの関数と考えるからである。

 ひとつの問題に寄与している(と思われる)原因を洗い出し,その相互関係の中から,特定できる因果関係を抽出していくわけだが,それには,

@関連事実を集める

A通常との変化チェックする

B仮定してみる……経験・原則・公理で仮説を立てて,事実で確認する

等々があるが,ここで,帰納的推測(@では集めた事実から何を読み取れるか,Aでは両者の間の異同から変化を推測する)や演繹的推測(Bでは,仮説を立てて読み取れるかどうかを推測する)がなされることになる。

 原因追求の仕方には,フローで考えること,ツリーで考えること等々が可能である。

 @フロー型

 たとえば,廊下で滑って転んだ→バナナの皮が転がっていた→ゴミを捨てたものが落とした→といったように,時系列の流れになることが多い。しかし現実には,このように単線の因果の流れにはならない。たとえば,

 転んだ人間は遅刻しそうで走っていた→寝坊した→前夜深夜まで残業した→

 廊下は老朽化していてワックスで表面をごまかしている→今朝塗り替えたばかり→

 という複々線の因果が平行して流れていることが多い。これを見逃すと,ノミの仮説を笑えなくなる。

 Aツリー型(たとえば5WHY)

 これは,上記の平行した因果の流れを同時的に分析するのと同時に,それを構造化して,より細分化していくことになる。その問題の原因と考えられるものは何と何と何か,その原因の原因と考えられるものは何と何と何か,その原因の原因と考えられるものは……と「なぜ」を連発して(たとえば,5Whyはひとつに5ずつ原因を絞り出す),どんどん原因を個別化,特定化していく。

 この利点は,原因が特定されることで,「何をすればいいか」まで,解決のアクションに直結させるところにある。

  • 目的手段分析の場合〜ツリーの筋をチェックする

 

@縦につながる〜筋が通るか

A横につながる〜全体がカバーされてもれもダブりもないかどうか

B因果関係分析・目的手段分析を目的化しない

 目的化するのを避けるには,

 @何のために問題究明が必要なのか,

 Aそれによって何を実現したいのか,

 Bどういう成果が得られればいいのか

 といった問題解決の目的や目標を見失わないことである。目的化するのは,そのロジックを自己完結させるからである。目的手段分析も原因分析も,問題解決の手段である。

(どうすれば問題は解決できるか4へ 続く)


 

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