@まだ細分化し足りないのかもしれない。
A逆に細分化し過ぎてしまっているのかもしれない。そのために,1つひとつが意味の単位を失っているかもしれない。
Bまず似たところはないかと考えてみる。意味的,形式的,質的,形態的,構造的等。
C違いはどこにあるか。逆に,似ても似つかないものはどれか,違いは何か,そうすることで区別がはっきりする。似ていないものとそうでないもの,という2グループの境界線が見えてくる。
D別に言い換え(置き換え)られないか。それはどういうことかと,別に言い換えてみる,別のものにたとえてみる(比喩),他のものに置き換えてみる(拡大解釈,抽象化,縮小,逆さに,裏返す,伸ばす,縮める等)。
Eそれを具体例で考えてみる。具体的人物,具体的事物,具体的出来事で比べてみる。
F両者に関係づけられるものはないか(アナロジー)。一部でも,他を介した間接的でも,断続したつながりでも,僅かに関係づけられるものはないか,原因結果,表裏,前と後,一方が他方の部分,他方が一方 の全体,目標と手段,地と図,相関,従属,相補,補完,入子,主客,陰陽,等々。
G無関係なものはないか。逆に,どんな意味でも無関係なものによって,最初のグループ化が図れる。
H関係や類似させる媒介(触媒)はないか。全く関係なさそうなのに,何か別のモノや言葉と関係づけると,間接的に似てきたり,その関係づけによって,全体の配置が見えたり,順序が見えてくる。
I両者をそれぞれ別のモノ(似たもの,関係あるもの)に置き換えてみる。別のものに置き換えると,共通 項が見えるかもしれない。
J補充・補完してみたらどうか。何か欠けていないか,何か加えられるものはないか。もし,それを補ったら共通項が見つかるかもしれない。
K結合してみる,合わせてみる,重ねてみる。一体化すると,共通項がみつかるかもしれない。
Lそれぞれを統一する(括れる)ものはないかと考える。両者をまとめるとどうなるか,両者共通の傘はないか,共通に括れる枠はないか,と考えてみる。
Mそれぞれを遡ってみる。それぞれが何に原因している(由来している)か,何がもたらしたものかと,背景・根拠・理由に遡ってみる。
Nそれぞれを下ってみる。これからどうなるか,今後の方向,流れを考えてみると,下流では一本化しているかもしれない。何のために,何を目指しているかと,目的を考えてみる。