基本は自覚であるので,まずワークシートにポジションに伴う役割を自己確認すると共に,自己の役割・責務の遂行度を確認することを通して,自分自身の目で,自分を棚卸しする。
上司補佐の機能を中心に,なすべき課題とリーダーシップの基本についての確認をする
以上を踏まえて,ケースを通して,具体的に何をすべきかを,検討する。その際,自分の考えをメンバーとのキャッチボールを通して再構築しなおす。
ケースでは,いわゆる問題解決のステップではなく,与えられたケースにどう対応すべきかを考え,それをどういう形で上司に具申するかを考える。そのためには,
・単に当事者としての問題の解決だけではなく
・その解決の結果の波及効果について,また解決し残すことのプラスマイナスについて,
・自分ではなく,上司の立場で考える
ことが必要になる。この点をメンバーで話し合い,上司補佐の意味合いを具体的に考えていただく。