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管理職研修プログラム3例


管理者意識改革研修プラン
−管理者に求められるリーダーシップ−

  • 研修の狙い

“変化とスピードの時代”に管理者は,どう考え,何をすべきかたとえば,管理者の意識と行動を改革していくには,

管理者の役割はどう変わるのか

組織の困難な目的を達成するためにどうリーダーシップを発揮すべきか

部下の戦力アップと育成のためにどう指導力を発揮すべきか

組織のかかえる問題解決のためにどうリーダーシップを発揮すべきか

自己革新と組織革新のリーダーシップほどう発揮するか

等々,その管理スタイル,発想スタイル,行動スタイルを変えていかなくてはなりません。

そのため,研修の基本スタイルは,教わる,勉強する,ではなく,自ら振り返り,自ら自己点検して,自らのマネジメントスタイルを革新していく出発点として戴くところにある。

そのため,ワークシート,セルフチェック等々を用意し,それらを通して,できるだけ各自が主体的に関われ,実践的に考えられる研修を目指す。

研修では,基本知識の整理,管理行動の確認をするが,単に一方的な受動的なものにせず,シート,ケースを通して,ご自分なり振り返り,チェックして戴き,それを相互でキャッチボールしながら,全体として,意味や役割を再認識して戴くスタイルを取る。

  • 研修の進め方

研修は講演スタイルではないので,相互のディスカッション,自己への振り返りといった時間が不可欠となるので,効果を上げるには,最低でも4〜5時間は必要となる。

基本的に,グループ討議や全体討議を中心に進める。グループ討議の基本は,ブレインストーミングのキャッチボールによる。

グループ討議自体が,それぞれのコミュニケーション力,自己表現力,プレゼンテーション力等々の自己点検の機会となるが,その場が,各自の発想の刺激となの,一人で発想する以上の幅と奥行を表出できることを確認して戴く。

また,講師を交えた,参加者全体でのキャッチボールによる全体討議を重視する。

  • 開催要領

プログラム例でいうと,各コマ単位を組み合わせることが可能。

たとえば,「T」だけでは総論になるので,

「T」に,「U」を加えると,リーダーシップがテーマの研修になる。

「T」に,「V」を加えると,部下指導がテーマの研修になる。

「T」に,「W」を加えると,管理者の問題解決がテーマの研修になる。

ただし,研修の効果を考えると,2〜3コマの編成としてほしい。


研修プログラム例

所要時間

内容

進め方

2.5時間

T・管理者の置かれている環境と求められる役割の変化を自覚しよう

環境の変化の中で,管理者は何のために存在しているのかが改めてとわれる,曖昧なポジションになりつつある。

いま求められているのは,

・ いままで通りではない

・ いまのままではない

・ 過去の延長線上ではない

やり方であり,発想である。そのリーダーシップがいま求められている

基本的には,ブレインストーミングによるキャッチボールを通して相互に意見交換してもらい,それをもとに全体討議

《使用するもの》

・ ワークシート

組織の強み・弱み分析

自分の役割分析

・ ツール

ブレインストーミング

2時間

U・管理者に求められているリーダーシップにはどんなものがあるか

管理者にいま必要なのは,部下にとっての“旗”である。それを目指していくことで,現状が打開できるという方向と目標を明示することである。そのためには,

  ・いまから世の中はどう変わるのか

  ・そのことによる影響はどうなのか

  ・それに対応するには自分たちは何をすべきなのか

  ・そのために自分たちはどう変わるべきなのか

が,メンバーと共有化されなくてはならない。そこに,チームとしての力が生まれる。

自分自身のリーダーシップスタイルの診断,対人行動特性診断,コミュニケーションチェック等々を通して,自分の行動スタイルの特徴をつかんでいただく。その上で,どういうリーダーシップが必要なのかを考えていただく。

《使用するもの》

ワークシート

リーダーシップ診断

コミュニケーションチェック

2時間

V・仕事の管理と部下指導に求められるのは管理者の積極的な指導力である

部下育成,部下指導は,明日の組織づくりそのものである。それを怠ることは,その日暮らしのマネジメントである。

・ それは,今日より明日へ戦力を増強することである

・ それは,自分の後継者を育てることである

・ それは,明日の人材をつくっていくことである

・ それは,一歩先を見た仕事をしていることである

組織の力は,メンバーひとりひとりの力の総和以上にならなくてはならない。それを束ね,ひとつの方向に力を結集させていく指導の背景は,部下育成の成果である。部下を育てられないものに,組織を明日へ向けて束ね指導力はない。

部下指導の診断,部下指導のチェックを通して,自分の指導スタイルを振り返る。どうしても,我流になりがちな指導を正す機会である。

《使用するもの》

・ワークシート

部下指導チェック

指導機会のチェック

・ツール

  ブレインストーミング

3時間

W・組織の問題解決のリーダーシップは管理者のマネジメントそのものである

具体的なケースを使って,管理行動,管理者の問題解決のあり方を分析,検討する。

・ 緊急事態が発生したとき

・ 計画が挫折したとき

・ 上司が怪我をして,・ 代行せざるをえないとき等々

具体的ケースは,長いものだと切りがないので,A41頁程度のものをいくつか用意し,どう解決し,実行していくかを討議し,全体でディスカッションすることを通して,組織としての解決行動のあるべき仕組みを考える。

《使用するもの》

・ケース

・ ツール

  ブレインストーミング

※コマ単位で研修することが可能です。所要時間はあくまで目安です。

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  • 研修の進め方は一貫して,自己点検を中心とします。その進め方は,ここをご覧下さい。

  • 御社の事業特性,社員構成にあわせたカスタマイズプラン可能です。


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