“格闘”は多忙さとは関係なく,どれだけ「目的意識」を失わないかにかかっている。それ(その仕事)は「何のために(目的)するのか」,その目的からみて,目標・手段は適切か,あるいは「その目的は今も重要か,もっと別の目的(何のために)を創れないか」等々の,問いを続ける姿勢である。
◇ 役割期待とは,周囲が自分に期待ないし要求している役割の自覚度であるが,その基準には4つある。 @組織の求める期待水準(職位要件,職務基準の“なすべきこと”と同時に,組織風土からくる,管理者レベルへの暗黙の期待,「管理者ならそれくらいやってくれるはず」「やってくれなくては困る」) A組織メンバーの期待水準(「あの人ならやってくれるはず」といった個人へのリーダーシップや的確な判断への期待。更に,「あれだけの経験があるならできるはず」といった本人のキャリア・経歴に伴う期待値。) B上位者の求める期待水準(「彼にはこれくらいのことはしてもらいたい」「してくれなくては困る」といった,上位者が,その統括する部門目的達成のために,分担した機能を完遂するために求める要求水準) C同僚や他部署の管理者の期待水準(上位目標を共にさえていく他部署の管理者の「この位はやってくれるだろう」「やってくれないとこちらにしわ寄せがくる」等々の要求値) 以下
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