◇対策立案のポイント
@主体は明確か
誰と誰が実行するのか。それは本当にあなたに実行できるのか,あなたにやれることなのか。
A使える時間の中での優先度は決まっているか
時間の限度の中で何を優先させなくてはならないかは明確か。長期プランだとすると,その中で「今」どういうポジションにあり,いまやらなくてはならないことは何かが,明確か。それをしておかなくては,次へつながらないキーとなることがあるはずで,それがきちんとやるべきこととして組み込まれているかどうか。
B広がりへり目配り
それは自分が直接実践できる直接アプローチできることか,誰かにさせる間接的なアプローチなのかが区別できているか。直接アプローチと間接アプローチとでは,対策が異なる。
C継続へのフォローの仕組みはできているか
自分の取り組んだことを,自分ひとりでとどめず,継続して続けるよう引き継ぐ仕組みをつくってあるか
◇対策のチェックポイント
@それは本当に実行できるのか
それは自分が決裁し直接実行できる目標なのか,あるいは協働者がいるのか。上司が係っているのか。
Aリソースの見積もりは正確か
見積もった,ヒト,モノ,カネ,トキ,ノウハウなどが過不足ないのか。また,前提条件や制約条件(予算や要員等々)を見落としていないか。
B手段はアクションまで詰めてあるか
確実に行動レベルまでブレークダウンされているか。やれるつもりの段階やスローガンにとどまっていることはないか。アクションまで落とすことで,リスクが具体的に見えてくる。
C想定される障害について対応策が練られているか
何とかなると,高をくくっているところはないか。やれなくても仕方ないと,言い訳しているところはないか。
Dもう本当に手立ては残っていないか
通常仕事をしていれば,ひとつは対策をもっている。それ以外に,本当にないのか。対策は3つは立てろといわれている。