エアドーム傘
傘というのも,天蓋が張った七世紀位から,やがて開閉出来るスタイルになって以降少しも変わっていない(洋傘と和傘でちょっと違うにしても)。手に持って,傘の部分を開くという,物理的に雨粒を妨げるというのは変わっていない。変えようがないのかもしれない。例えば,エアドームを頭上につくる,と言うことを狙う。手に持つのは吹き出すための,小さな筒のみ,ではドームというか,笠になってくれないので,エアーを,筒からドーム状にエアーが噴き出るようにするには,結果として筒からサークルのようなものを出して,そこから吹き出すしかない。噴水のイメージである。後は密度を高めて,空気の層で雨をはじく。(C;K.TAKAZAWA) |