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ケースの構造

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ケーススタディの狙い
ケースの構造と問題の構造化

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bulletケーススタディの狙い
bulletG.ライルは,周知のように,『心の概念』において,知力,能力について,「知識の貯蔵の多寡」ではなく,「その人にある種の事柄を行う能力があるかないか」が問題になると指摘し,われわれが知るときの知りかたのうち,従来の「知識の所有(Knowing that)に対し,「ある事柄の遂行の仕方を知っている(Knowing how)の重要性を強調した。それは,「みずから真理を見出す能力」「それを組織的に利用する能力」等々であるとした。

 
bulletこれこそが,いわば,“問題解決能力”です。つまり,「問題(この場合,課題として,目標を立てること,テーマを見つけることも含まれる)を発見し,問題(改善点だけでなく,目標とのギャップを作り出すことも含まれる)を分析し,その対策(誰が,,いつ,どうやって等々)を立て,解決行動を組織化し,解決をはかっていく」能力そのものです。

 
bulletこうした能力は,現実の問題解決を通してしか,身につかない部分はありますが,ケーススタディでの狙いは,「問題解決」のメタ知識の習得にある,といえます。つまり,問題の枠組み,,問題構造化の基本図式,問題解決のシェーマ,解決のステップの枠組み,解決行動のための枠組み等々を習得し,問題解決の基本的なスタートラインをレベルアップしておくことにあります。

 

bulletケースの構造と問題の構造化
bullet問題の構造化というのは,通常,「問題と原因の因果関係をシステム化」することとされます。これを,より具体化すれば,
bullet問題の空間化(広がり度)
bullet問題の時間化(奥行度)
bullet問題の遠近化(観察者からの距離)

の三点から,問題の構造を分析する必要がある。

 

bullet問題の空間化(広がり度)は,問題のピラミッド化,あるいは問題の起きている組織でのポジショニングです。ポジションとは,人と仕事の系となっている組織の中での,位置・役割関係を意味するが,そのピラミッドの外(1ピラミッドを部と考えれば他部門,1組織と考えれば,他社等々)との関係の中で,もっと広く同業他社,業界の中で,あるいは川上・川下関係の中で等々,社会的な広がりの中に位置づけることも含まれる。
 その中で,「どこで,誰(と誰)が,何をした(しなかった)から,どうなった(ならなかった)」とパースペクティブが描けること。
bullet問題の遠近化(観察者からの距離)は,私(あるいは,当事者)の位置。問題に対する「私」の遠近の取り方である。当該問題の当事者なのか,解決当事者なのか,傍観者なのか,評価者の立場なのか,意思決定の立場なのか等々。
 問題なのは,この問題の解決当事者となりえる(なる気がある,なれないが火中の栗を拾う気がある等々)かどうかなのである。当事者でないのに,当事者になることはできない。ひとつの問題でも,立場,かかわり方で「見え方」は変わってくる。それは,問題との距離が影響するからである。問題との隔たりが大きければ,問題の変化に直接関与しにくい。近ければ,私が「どうするか」が直接問題を左右できる。
bullet以上の,問題の空間化(広がり度)問題の遠近化(観察者からの距離)に時間軸を加えてみるのが,問題の時間化(奥行度)である。過去→現在なら,「どうなったか(どうしたか)」であり,現在→未来なら,゛「どうなるか(どうするか)」となる。「私」の位置は,その経過の中で,変わっていく。問題は継時的に変わる。時間感覚抜きの,停止した解決策は,意味がない。
bulletだから,問題は,どういう立場で解決しようとするかで,問題へのかかわり方が変わり,問題の構造化そのものも変わり,解決の仕方も変わっていく。ケーススタディの出発点は,解決主体の立場の確認である。

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