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発想の原動力チェック

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bullet 発想の原動力

 問題意識と一言でいっても、その中身は、その人が何を問題と思うかで、違ってきます。

 @理想との乖離を問題だと思うか(理想との差を問題にする)

 A立てた目標や基準の未達や逸脱を問題と思うか(目標未達を問題にする)

 B不足や不満を問題と思うか(欲求や満足の満たされないことを問題にする)

 C価値や判断の基準からの逸脱を問題だと思うか(価値や意味との距離を問題にする)

 のいずれかです。

 「問題」というのは、たとえば、何に目をつけるか、目の付け所と言い換えると分かりやすいはずです。当然、誰にとっても問題と思えることもありますし、その人にとって「問題」と思えても、他の人にとっては何でもないということもあります。

 何を「問題」にするかは、人によって違います。その問題意識の差が、人の発想の差になるのです。同じ図を見ていても、そこに何を見るのか、あるいは何に目をつけるかはその人の問題意識の違いです。

 図は、問題意識を図解したものです。他の人にとっては問題と思えることが、問題に見えないということがありえます。

 同じように現状に向き合っても、何に疑問、不満、不都合、不便、願望、夢を感じるかは違うということは、人によって、どこが発想の起点、原動力になるかは異なるということです。それが発想の個性とするなら、まずは、ご自分の問題意識のタイプを確認するところからはじめなくてはなりません。

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bullet発想の原動力・自分の問題意識のタイプをチェックする
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下記の設問で、強くそう思う個所に、レ印でチェックして下さい。

問題意識のタイプ

チェック項目

該当の有無

T・希望・願望・理想の「ワガママ発想」

 

ありたい/やりたい/なりたい/ほしい

 

@やりたいと思っていること(もの)がある  
A試したいと思っているもの(こと)がある  
Bほしいと思っているもの(こと)がある  
Cできたらいいなと思っていることがある  
Dあるといいなと思っているもの(こと)がある  
Eなれたらいいなと思っていること(もの)がある  
Fできたら面白いと思っていること(もの) がある  
Gあったら役立つと思っているもの(こと)がある  
Hこうなったらいいと思っているもの(こと)がある  
Iわかるといいと思っているもの(こと)がある  
J行けたら良いなと思っていることがある  
K変われたらいいなと思っていること(もの)がある  
L知りたいと思っていること(もの)がある  
M持ちたいと思っていること(もの)がある  
N乗りたいと思っていること(もの)がある  

U・水準(目標)の未達・逸脱の「イライラ発想」

 

できない/やらない/やれない/及ばない

 

@やりたいのにできなくてイライラしていること(もの)がある  
Aあるといいのにないために腹の立っていること(もの) がある  
B気にはなっているが当面の仕事と関係ないのでやっていないこと(もの)がある  
Cやめなくてはいけないと思っているのに誰も気にしていないのでイライラしていること(もの)がある  
Dずっと放置してきたのでどうってことはないと誰も見向きもしないこと(もの)があるので、気になっている  
Eやらなくちゃいけないのにできないためにモヤモヤしていること(もの)がある  
Fしなくてはいけないと思いながら手付かずになってヤキモキしていること(もの)がある  
Gああしたいこうしたいと思っているのに何もできずキリキリしていること(もの)がある  
Hついつい先送りにしてしまっていること(もの)がある  
Iやらなくてはいけないがどうせ駄目と諦めているもの(こと)がある  
J誰かがやるだろうと手をつけていないこと(もの)はないか  
Kこのままではまずいと思いながら放ってあってハラハラしていること(もの)がある  
L何とかしなくてはと思ってもどうしていいか分からないお手上げのこと(もの)がある  

Mいろいろ手を尽くしてみたがまったく効果のあがらないこと(もの)がある

 
N解決するたびに別のところから新たに問題が出て一向解決しないこと(もの)がある  

V・欠点・不都合・無駄の「マイナス発想」

 

足りない/まずい/欠けている/

 

@足りないと思っているもの(こと)がある  
Aないことが不満なこと(もの)がある  
B欠けていると思っているもの(こと)がある  
C不平なもの(こと)がある  
D使いにくいと思っているもの(こと)がある  
Eすぐ故障してしまうと思っていること(もの)がある  
F無駄だ(必要ない)と思っていること(もの)がある  
G無理だと思っていること(もの)がある  
H不便だと思っているもの(こと)がある  
I役立たないと思っていること(もの)がある  
J不安に思っていること(もの)がある  
K不満に思っていること(もの)がある  
L不充分だと思っていること(もの)がある  
M未完だと思っていること(もの)がある  

N未熟だと思っていること(もの)がある

 

W・自慢・自信・誇りの「プラス発想」

 

いける/やれる/どこにもない

 

@自分にはひとに誇れること(もの)がある  

A自分にはひとに自慢できること(もの)がある

 
Bひとより優れていると思っていること(もの)がある  
Cどこにも(誰にも)ないと思っていること(もの)がある  
D自分の中で大事にしていること(もの)明確である  
E自分にとって何が値打ちがあるかいつも明確である  
F自分には役立つもの(こと)・貢献できるもの(こと)がある  
G自分には得意の分野(領域)がある  
Hひとにはない、ちょっと珍しいこと(もの)をもっている  
I自分には、ひとにない、ちょっと楽しいこと(もの)がある  
J自分には、ひとにはない、面白いこと(もの)がある  
K誰も気づいていない、自分が初めてのもの(こと)がある  
L自分は最近話題になったこと(もの)がある  
M自分は、新しい(古い)こと(もの)をもっている  
N自分は、わくわくするようなこと(もの)をもっている  

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bullet評価方法

 各タイプ毎に、10以上になるのがあれば、それがあなたの問題意識のタイプと考えられます。10以上のものが2以上あった場合は、暫定的にレ点数多いものを、ご自分のタイプと仮定し、後で、次点のものと対比しながら、修正してみてください。いずれも、10に届かない場合は、その中で、レ点数の多いものを、一応ご自分の傾向値とお考えください。

評価項目の得点

傾向

T・希望・願望・理想の「ワガママ発想」が高い 理想を設定ないし強く意識し、現状とのギャップに強く問題意識を感じる傾向
U・水準(理想)の未達・逸脱の「イライラ発想」 現状の達成水準や基準に意識が向き、それへの未達・逸脱に問題意識を感じる傾向
V・欠点・不都合・無駄の「マイナス発想」が高い 現状の問題点、不便、苛立ちを強く意識するために、日常的に不平や不満をエネルギー源にしている
W・自慢・自信・誇りの「プラス発想」が高い 自分の内部エネルギーが高く、他者や現状よりも、自分の中から価値や問題意識を発する

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bullet評価結果をどうみるか

 あなたが、どこに強く問題意識をもつかのタイプをチェックしました。

 発想は、現状を何とか変えたいと思うところから必要になるのですが、その出発点は、何について何とか変えたいと思うかです。それが、

 Tは理想の実現、

 Uは未達の回復、

 Vは問題点の改善、

 Wは内部価値の実現

 それぞれに、強い意識があるということです。「問題」は、自分が問題にしない限り、自分にとって解決し、何とかしなくてはならない「課題」になることはありません。発想のスキルやツールが自分にとって不可欠となるのは、その後です。

 その意味で、まずご自分の中に、何に問題を感じやすいのか、何を問題視するのか、どこに引っかかるのか、何に目を奪われるのか等々を、傾向として確認しておかなくてはなりません。それが、ご自分の発想のスタートラインだからです。

 どれかひとつにならず、バラけた場合は、それぞれに応分の関心を示す傾向があるということです。悪く言うと気が多いと言うことですが、発想の幅が多岐にわたる可能性があるとも言えます。それを長所にするも短所にするのもご自身です。その中でも、相対的に数の多いものに、注目してみてください。

 発想するとき使えるのは、自分の頭の中にあるものだけです。発想スキルを自分のものにするとは、自分の体と頭に、いつでも使えるカタチで自分流にしておくということです。

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