【研修のポイント】 「創造性」とは,「新しさ」をカタチにすることである。しかし,それ自体が目的ではない。問題の解決,現状の打開,行き詰まりの突破,新しい商品の開発,新規事業の立ち上げ等々のために,新しい何かが必要とされる。 出発点は,現状への不満,疑問,願望,夢である。現状に,「いまのままでいいのか」「いままでのままでいいのか」「こんなことでいいのか」と,強い問題を感じること,これが“問題意識”である。それを出発点に,次の3つのステップを踏む。
【研修の進め方】 基本的な創造性のステップをまず身に付けることを主眼に,
【研修の期待される成果】 ここでは,次の点を研修目標とする。
【スケジュール】
【研修概要】 (1) 「基礎訓練」では,創造性を妨げる「固定観念」を崩す仕掛けとして,「ブレインストーミング」と「チェックリスト法」を再確認。キャッチボールを通して,いかにキャッチボールがものの見方の幅と奥行を広げる鍵となるかを確認する。 (2) 「問題意識を掘下げる」では,「問題意識」を掘り下げるための基礎スキルを実習する。それは具体的には,@与えられた新聞記事から,どれだけ判断と事実(データ)を区分し,そこから読めるのは何かを抽出する(「情報の分析力」),Aそこに隠された「問題」を洗い出すために,どういう情報が必要なのかを多角的に検討する情報探索の基本スキル(「仮説力」)の2つを実践する。 (3) アイデアを見つけるための発想の基本スキルは,「分ける」「グルーピング」「組み合わせ」「類比(推)」があり,発想技法と言われるものは,その4つのスキルを組み合わせ,@まだないものをカタチあるものにするための発想技法,Aいまあるものを新しいものに創り直すための発想技法,Bいまあるものを改善・改良/応用・転用するための発想技法,に3分類される。この仕掛けを概説する。 (4) 「テーマ」の絞込みでは,(2)の訓練に基づいて,その日の新聞を素材に,自社の事業分野で,解決の必要な問題,案件を探り出す。 (5) “欠点列挙法"は,欠点という切り口であえて問題を掘り起こす。それによって,いままで気づかない面に焦点を当て,通常見慣れた全体像のイメージを崩す狙いがある。この技法は,問題意識の掘り下げ→問題の発見→アイデアづくりという,基本的な流れを確認するのに適し,そのプロセスの中にアイデア発想力のすべての鍵が含まれている。 (6) 欠点列挙法でまとめたアイデアは,“アイデアプロファイル”にまとめて発表する。
【研修のポイント】 「創造性」とは,「新しさ」をカタチにすることである。しかし,それをチームとして,組織としてまとめていくには,マネジメントとは異なるリーダーシップが必要となる。問題の解決,現状の打開,行き詰まりの突破,新しい商品の開発,新規事業の立ち上げ等々を,チームとして達成するためには,創造性のリーダーシップと共にリーダーシップの創造性が欠かせない。 出発点は,ひとりひとりの“問題意識”である。しかし,それをチーム全体のものとするためには,それをチームの問題意識とする仕掛けがいる。つまり,
まさに,リーダーシップなのである。「新しさ」という変化をカタチにしていくために,チームとして何をしたらいいのか,チームとしてどうしたらいいのか,を常に掲げるリーダーシップこそが不可欠である。 【研修の進め方】 創造性ステップを前提に,ここでは徹底した商品アイデアづくりを目指す。
【研修の期待される成果】 ここでは,次の点を研修目標とする。
【スケジュール】
【研修概要】 (1) 「基礎訓練」では,創造性を妨げる「固定観念」を崩す仕掛けとして,「ブレインストーミング」と「チェックリスト法」を再確認。キャッチボールを通して,いかにキャッチボールがものの見方の幅と奥行を広げる鍵となるかを確認すると同時に,議論の集約におけるリーダーシップの重みを確認。 (2) 「逆設定法」は,無理やり常識の逆設定法を考えて,ついありきたりの枠組みの中に収めがちの発想を崩す。 (3) 「アナロジー発想法」は,逆設定法を基礎訓練にして,それをアナロジーで飛躍させようとする。アナロジーのもつ垂直の飛躍を利用して,つい水平に,既知の分野の中で発想する傾向に歯止めをかける。「if法」はNM法の変形バージョン。いずれも発想転換の中心とするアナロジーは,アイデアを見つけるための基本スキル「分ける」「グルーピング」「組み合わせ」「類比(推)」のひとつであり,その効果を確認することになる。 (4) 「条件転換法」は,一定の条件の中で設定したアイデアを,再度競争条件において,果たして市場でそれに勝てるのかを,再検討する。競争条件は,無理に作り出すことで,厳しい勝負をかけ,どうやってそこでの生き残りを発想するかを,工夫する。 (5) まとめたアイデアは,“アイデアプロファイル”にまとめて発表する。
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