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企画力開発研修プログラム6


  • 研修の狙い

    ・企画は,それによって「何を解決実現しようとしたか」(現実の何を動かそうとしたか)が明確でなくてはならない。そのためにこそ企画を立てる。

    ・その何をを解決(実現)するために何をするかを絞り込んだのが,テーマだとすると,そのテーマに自分たちの意図を,こだわりを明確化するのが,コンセプトになる。
     

  • 研修の進め方

     

     具体的には,次のような作業手順となる。

    (1)まず,企画づくりの全体を明確にした後,「テーマ」のウエイトづけを通して,テーマのコンセプトを明確化する。コンセプトは,企画の“へそ”(コアアイデア)であると同時に,企画づくり作業の“へそ”(コアビジョン)でもある。コンセプトづくりでは,“スクランブル法”を使う。これによって,企画テーマの条件,意味を洗い出し,その意味づけをしていく。ここは少しだが,実習していただく。

    (2)そのコンセプトを実現していくために,どうアイデアを考えていくかの道筋だけ紹介することで,「企画」づくりのポイントを理解していただく。


  • 研修プログラム

時間

内容

進め方

13:00

 

 

13:30

1.企画とは何か,どういうときに企画が必要になるか
〜仕事をするためになぜ基本スキルが不可欠なのか〜

企画に必要なのは,それが,自分にとって達成しなくてしならない,あるいは解決しなくてはならない問題であるという主体的な意味,あるいは思いである。それは,このままでいいのか,これでいいのかという現状への問題意識から出発する。自分に意味のない企画が,人に意味や価値を感じさせるはずはない

はじめに,企画とは何か。どういうときに企画が必要となるか,をそれぞれに考えてもらうことからはじめる。

《使用するもの》

 ・ツール
  ブレインストーミング

【このプロセスの狙い】

ここでは,それぞれの問題意識を背景にしながら,提出された企画テーマを,どのテーマなら,自分が乗っていけるかを考えながら,選択していく。企画はいつも自分の問題意識や興味・関心だけからスタートするとは限らない。その中で,自分なりの面白さや問題意識をどう見つけていけるか,がかぎになる。その点検の場とする。

時間

内容

進め方

13:30

 

 

 

 

 

 

15:00

2・コンセプトの意味と狙い〜企画のコアと企画づくりのコア

実習1・コンセプトをつくる〜スクランブル法

コンセプトづくり→コンセプトのプロファイル化→コンセプトプロファイルシートづくり

「テーマ」の意味にウエイトづけすることを通して,テーマのコンセプトを明確化する。コンセプトは,企画の“へそ”(コアアイデア)であると同時に,企画づくり作業の“へそ”(コアビジョン)でもある。コンセプトづくりでは,“スクランブル法”を使う。これは簡易版のKJ法(親和図法)を基にしたもので,これによって,企画テーマの条件,意味を洗い出し,その意味づけをしていく。この作業によって,立てたテーマの達成基準(どこまでやるか)を明確にし,自分たちが何を目指しているかを“旗”として立てることである。

コンセプトは,テーマへの自分たちの“こだわり” を具体的に示すことになる。何を重視しているのか,何に面白さを感じているのか,何を新しいと考えているのか等々。コンセプトとは,テーマの私的意味づけ,私的方向づけなのである。

《使用するもの》

  スクランブル法

  コンセプトプロファイルシート

 ・ツール
  ブレインストーミング

【このプロセスの狙い】

“スクランブル法”で,「テーマ」に必要な条件,要素を洗い出し,それを組み合わせる中で,自分たちがめざすもののウエイトをつけ,「テーマ」の意図や狙いを鮮明にする。これをコトバやイメージで表現したのが「コンセプト」である。しかしこのままでは,未使用の風船でしかない。どこまで大きく膨らむものなのか確定しているわけではない。どこまで膨らむかは,まだ単なる「そうなるはず」の可能性にすぎない。「企画」は,その風船に込めた“思いの大きさ”以上に膨らむことはない。

時間がゆるす範囲で,スクランブル法を体験していただき,コンセプトを作り出すプロセスを実習していただく時間をとる。

時間

内容

進め方

16:00

 

 

 

 

17:00

 

3・コンセプトをどう具体化するか〜コンセプト実現のアイデアを練る

コンセプトをつくる〜スクランブル法

 

コンセプトづくり→コンセプトのプロファイル化→コンセプトプロファイルシートづくり

「コンセプト」をどう実現していくか,実現手段をどれだけ具体化できるかが,解決をカタチにする作業となる

 

 

《使用するもの》

 ・ツール

  ブレインストーミング

【このプロセスの狙い】

“コンセプトづくり”以降は,現実のさまざまな障害との,自分の弱気や妥協との勝負なる。そのため,どこまで慣れや惰性を脱した発想で,コンセプトを具体像に仕上げることができるか。ともすれば結果を出しやすい方への妥協を迫られる。「こんなもの」「これ以上は無理」ではなく,「どうすれば可能になるか」の視点での発想がどこまでできるか。そのためにこそ,グループでのキャッチボールが有効である。そのためのアイデアづくりには,「分ける」「グルーピングする」「組み合わせる」「アナロジー」の4原則がある。

企画アイデアを考えていただくポイントを整理し,質疑の時間とする。

※なお,プログラムの流れは,全体の時間配分の変化に応じて,適宜変更する場合があります。

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  • 御社の事業特性,商品構成にあわせたカスタマイズプラン可能です。


  • 企画の立て方・作り方については,ここをご覧下さい。

    • 企画・発想・創造性に関する参考文献一覧については,ここをご覧下さい。


研修プログラム一覧

企画の立て方・つくり方

企画力開発研修

企画力開発研修プログラム例

企画力開発研修プログラム1

企画力開発研修プログラム2

企画開発力研修プログラム3

企画開発力研修プログラム4

企画力開発研修プログラム6

企画・発想・創造性関連参考文献

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