次の3つの柱を基本において指導致します。これを,管理者自身が,「管理者自身の側の(マネジメント上の)現状」及び(管理者側からみた)「部下側の現状」の「問題」を洗い出し,掘り下げ,分析して,その解決を図っていくことを通して,部下にも「自己管理台帳」として使え,また管理者も目標達成へのプロセスチェックとして使えるツールと仕組みを創り出していきます。
第1に 現在の仕事の進め方を総点検し,モレを発掘します
現在の業務の実態を徹底分析し,なぜ,目標達成ができにくいのかをあぶり出し,その阻害要因となる項目を洗い出します。〈一人一人の業務の量と質を分析し,業務ごとにどの項目がどういう時点で管理のモレや管理のミスにつながりやすいのかを掘り下げ,整理し,必要管理項目を絞り込みます。その場合,実施していなかった活動があれば提示していきます〉
第2に 成果を中心に仕事を組み立てなおし,自己管理できるようにします
ついで,個人別に各々の作業のやり方を整理し,討議しながらプロセス管理のシステムを設計し,管理ツール化します。〈個別の作業項目は徹底的に分析,数値化し,どの項目はどういう管理行動が必要化か,どの項目はどれくらいの管理期間ごとにチェックすべきかを,分類しシート化していきます。この場合,もっとも効率のよい目標達成の標準的方法を提示していきます。〉
第3に 業務の標準化をしていきます
こうして作成された目標達成のためのプロセス管理の仕掛けは,管理者側・部下側共に,意識改革の必要があり,導入研修を経て,実施の軟着陸ができるよう,仕掛けを実現するための仕組みづくりをお手伝い致します。