新刊紹介


古井由吉・その文体と語りの構造

 

 定価1980円(税込

https://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E4%BA%95%E7%94%B1%E5%90%89-%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%96%87%E4%BD%93%E3%81%A8%E8%AA%9E%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0-%E9%AB%98%E6%B2%A2%E5%85%AC%E4%BF%A1/dp/4888666768

目次

語りのパースペクティブ

T・語りの位置

日本語の「詞」と「辞」/「辞」の入子構造/「辞」もたらす時間的隔たり/ゼロ記号化のもたらす語りの変化/ゼロ記号化のもたらすもの/入子の深度は話し手の認識の奥行/話し手の「辞」と書き手の「辞」の違い/「詞」を「辞」で包むことの意味/書き手の位置と語り手の位置/虚構の「私」という「辞」/語りと説明の違い/日本語の語りの特徴/書き手の「辞」と語り手の「辞」/

U・語りの奥行

古井由吉の語り・第一の特色/古井由吉の語り・第二の特色/古井由吉の語り・第三の特色/山川方夫『愛のごとく』との対比/古井由吉『杳子』の語り/古井由吉と山川方夫との語りの差異/古井由吉の語りが成り立たせるもの/見るものが見られるものになる/『哀原』を貫く五重のとき/

V・見るものと見られるもの

見えるものを語ることの意味/『杳子』の語りの特徴/見るものが見られているものの見ているものを見る/『杳子』の語りの深度/『木曜日に』の語りの奥行/古井由吉の達成した語りの構造/

「眉雨」論

T・語りの次元

「眉雨」のはじまり/語りのレベルの入子構造/「眉雨」の始まりの入子構造/語りの視線がたどれない/入子の語りの「辞」が見えない/曖昧化する「私」のパースペクティブ/「辞」の軛が切れている/

U・語りの破調

語り手のレベルの違い/語りの枠組みそのものの変更/経時的語りと共時的語りの共存/幻のパースペクティブ/二つの語りのパースペクティブの併存/

V・語りの折り畳み

『哀原』の折り畳まれた「辞」/『哀原』のパースペクティブの射程/収斂しない語りのパースペクティブ/誰が語っているのか/

W・語りの並列化

喩と現の交錯/幻のパースペクティブの織り出すリズム/冒頭とリンクする/語り手の「私」と「私」を語る語り手/語りのモザイク模様/

X・語りの照り返し

見るものが見られるものになる/「私」のパースペクティブの覊絆を外れる/照り返しあう語りのパースペクティブ/現と夢の狭間のパースペクティブ/見る目と見反す目/視力の背後に入子になっているもの/

Y・語りの射程

つながる視線/パースペクティブを転換していく語りのテンポ/視線のずれと心象の齟齬/暈された視線の届いた先/ゼロ記号化された語りの並置/

Z・語りの輻輳

語りの錯綜を見届けている語り/予言としての「先導獣の話」/語る私が語られるものに語られる/語りのフリーハンドが広がる/

[・語りの新たな地平

「眉雨」の位置/パースペクティブを解体することの意味/多元化され語りを束ねる支点/『奇蹟』の語りのもつ意味

 

発想力・仮説構築力・企画力・リーダーシップ強化トレーニング

 

 定価2750円(税込)

〈目次〉

発想力強化トレーニング

@発想力のポジション〜発想力って何?

Aいま仕事に求められていること〜なぜ発想力が必要か

B何が問題意識を妨げるか〜なぜ「問題」を見逃すのか

C「新しさ」をどうカタチにするか〜アイデアづくりのスキル

Dどれだけ「新しさ」をカタチにできるか〜《実習》「欠点列挙法」「条件転換法」

E「新しさ」をどう実現するか〜現実度と可能性のチェック

F“発想”を高めるための条件づくり〜自分自身の中にある

仮説構築力向上トレーニング

はじめに〜情報へのアンテナとフィルター

1.情報とは〜すべての情報には向きがある

2.仮説力とは〜情報の向こうに何が読めるか

3.集めるとは〜当てはまるピースのあるジグソーパズルではない

4.分析とは〜お膳立てとおりの文脈を見つけるだけではない

5.読むとは〜新しい文脈を見つけなくてはならない

6.仮説とは〜新しい現実を探すパースペクティブになる

7.仮説の検証〜それによって何か新しい現実が見えるか 

企画力強化トレーニング

@「企画って何」もしくは「企画って何をすることか

A“企画をカタチにする”にはどうすればいいか

B何のために何を企画するのかを明確にする〜企画「テーマ」を具体化する

C企画の“へそ”コンセプトを創る〜焦点を絞る

Dアイデア具体化のスキル〜実現手段をブレークダウンする

E企画実現への構想とプランニング〜どう実現するかを具体化

リーダーシップ強化トレーニング

はじめに〜リーダーシップはその人の仕事の仕方の延長線上にある

1.まず自分のポジショニングを見極める〜組織のベクトルとリンクさせる

2.自分の役割と役割期待を考える〜求められていることは何か

3.自分の仕事を意味づける〜何をするためにそこにいるのか

4.どうリーダーシップを発揮すればいいのか〜仕事の意味を実現するために

5.人を動かすためのコミュニケーションを考える〜共通の土俵をどうつくるか

 

ケースで学ぶチームを育てるマネジメント

 

  定価2640円(税込)

〈目次〉

第一章 部下のやる気に火をつける

第二章 指示待ち部下の目を覚ます

第三章 部下の問題意識をかきたてる

第四章 コミュニケーションを盛り上げる

第五章 年上部下をその気にさせる

第六章 トップセールスの部下を 脱皮させる

第七章 プレイングマネジャーの旗を立てる

第八章 チーム力をアップさせる

第九章 上司にひと肌脱がせる

〈資料〉

管理者の部下指導力チェック

コミュニケーション力チェック

聞き方をもうワンランクアップするためのスキル

リーダーシップ・チェック

OJTについての考え方をチェックする

OJTを考える切り口

OJTのスキル

問題解決へのアプローチ

管理者に求められるマネジメント行動

職場のコミュニケーション・スキル

作品集「断而敢行」

 

 

 定価3850円(税込み)

〈目次〉

追手

境目

虚実皮膜の大返し

落足

断而敢行

 崛起

 断魂

【戯曲】進退両難

迷路

作品集「と、ぼける」

 

 定価1650円(税込)

〈目次〉

と、ぼける

ひげ

じゃあ、

而して、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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